ある年明け早々の出来事の話です。
その日は朝早くに1件現場がありました。
晴れてはいましたが、気温が低く寒い朝でした。
看板屋の施工はお店とか病院とかの場合、
営業時間を避けて施工するときもチラホラあります。
特に時間帯によって車両通行止めになったりする街中の商店街は時間との闘いでした笑
施工メンバーは3人で
部長と以前紹介した机を半分共有している中途採用の人でした。
内容は難しいものではないため時間はそこまでかからなかったのですが
営業時間を避けるため朝7時に会社を出て施工して9時くらいに会社に戻るスケジュールでした。
施工も無事終わり会社に戻る道で事件は起きました。
完全に不注意なのですが事故してしました。
右折レーンに入ろうとして車線変更したときに
車線の白線で滑ってハンドルを取られて前の車に衝突してしまいました。
(スタッドレスタイヤは着用してます)
相手方の車は完全に停止していたので
10対0です笑
社用車も衝突した際にかなり破損してしましました。
修理費20万円でした。
そこで社長から一言
「20万円弁償しろ」
今となっては知識がなくて不利益を被ってしまったとしみじみ思いますが
当時はその時すでにいつか辞める決心はあったため
また、変に恩を売りたくない思いが強かったため
同意しました。
過去の裁判例からも
労働者に重大な過失があったとしても
労働者が負う賠償責任は25%多くても50%に制限されているようです。
社用車での事故は会社にも責任が及ぶようです。
ちなみにその時の弁償方法は毎月2万円づつ給料から天引きでした。
この方法は同意があれば違法ではないですが
同意も得ずに会社がこの手段を強行しようとしたら
労働基準法の全額払いの原則に違反することになります。
この出来事は現場に出る可能性がある社員から反対意見が続出しました。
それはそうですよね笑
自分も同じことになる可能性があるので。
結局、弁償しましたけどね笑笑
事故したことは申し訳ないですが
普通の会社なら従業員に弁償を持ち掛けることは無いと思います………
従業員側からしても
そんな会社に一生勤めようとは思えないですよね………笑
コメント