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憂鬱な棚卸

電動工具屋時代

毎年社員全員が憂鬱になるイベントがあります。

そう。

棚卸………

勤務先は6月決算だったため
作業は灼熱を極めます。

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棚卸とは

商品等が在庫としてある場合会計上は資産として計上しなければいけません。

棚卸とは実際に商品などの数量を数え状態を確認し会計上の資産としての価値を確定させる作業です。

つまり、従業員は黙々とひたすら商品の数を数える作業をすることになります。

決算時の棚卸の作業は必須業務になります。

棚卸しないとどうなるの?

会社の利益を正確には把握できません。

状況次第では利益が不当に少なく計上されていると判断される場合や脱税とみなされる場合もあります。

正確な損益計算が出来なくなるため仕入れ時に資金繰り等判断を誤る場合もあります。

話は戻りまして笑


結論から言うと勤めていた所の棚卸は元々レジに入力してある在庫数と
100%一致しません笑



なぜならば、
店をオープンした状態で棚卸を毎年しています。
しかも扱う商品が小さなビスやボルト・ナットを含んでいます。

正確に数えられる人が果たしているのでしょうか………

私は横着して重さを測定して概算で計算していました。

使用する端末もスマホや小型のパソコンみたいなスキャナーであれば操作性も抜群なのですが
平成初期の携帯電話みたいな端末でとても使いづらいものでした。

ちなみに店舗と言っても地面はアスファルトの倉庫を改造したような
吹き曝しの建物なため、
夏は灼熱、冬は極寒の劣悪環境で行います。

そして棚卸の日程は決まって土日で決行されます。


当時既に日曜日しか休みが無い働き方になっており
6月は祝日がないため休みが必然的に月に3日しかありません………
(面接では土日祝休みの話でした。)

代休や休日手当が棚卸の時貰えたことは一度もありませんでした。

そして、社長も出勤はしているのですが、
何をしているかと言うと………

競馬

競艇


数字数えるより、数字予想するのに夢中です。

別にいいけど………

それするならいない方が………笑

それでも一応、ご自身の中では戦力の頭数の中に含んでおられたようです。

毎年モヤモヤが募る棚卸でした笑笑

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