経験した人は滅多にいない。もう2度と体験したくない背筋の凍った出来事とは中編

前回の話のまとめ。

お店の常連客の1人Zさんが姿えを見せなくなったなと思うと
ある日〇人容疑の疑いで逮捕されたと夕方のニューズ番組で知りました。
その後お店に刑事が来て聞き込み捜査に協力しました。

その後季節が変わって事件の事も忘れた頃
突然、店舗に掛かってきた1本の電話から
今回の話ははじまります。

それでは本編です。

季節はすっかり夏。
めちゃくちゃ暑い日々が続きます。

その日は事務所でネットショップの方の仕事をしていました。

会社の電話が鳴りディスプレイの表示には

「公衆電話」

妙だなと思いながらも電話に出ました。

元社畜

お電話ありがとうございます。
××会社です。

なぜか、少しの沈黙がありました。

電話の主

あのー…〇％＆＃‘

ぼそぼそと何かを言っているのは聞こえました。

元社畜

申し訳ありません。
少しお電話遠いようなのですが……

電話の主

私、Zと申します。
実はちょっと大変なことに
なってしまって
社長さんに相談があって
お電話しました。

元社畜の心の声

え？まじか？何で？ヤバッ⁉
こういう時、何言えばいいの？
てか、何で電話かけれるん？？

はい。
理解できない現実と今対面しています。

そう。パニック開始です笑
それと同時に血の気が引くような感じがし
背筋が凍りました笑

少し違う気もしますが
肝試しで涼しくなる考え方が
身をもって体感できた気がします笑

そして、何て言おうか悩んだ末
捻り出した答えは…

元社畜

えーっと・・存じています・・・。

おそらくほとんどの方は
容疑者と呼ばれるようになって
逮捕された方と
直後に話をすることがないと思います笑

笑うこともできないし、
深く聞くこともできないし
それ以上
何も言う事ができませんでしたし
精一杯の返答でした笑

今までで1番返答に困った瞬間です

話を整理すると、
家にある工具を買い取ってほしいという依頼でした。
なぜ、電話ができたかと言うと
警察官立ち合いの元
病院に来ていて
そのタイミングで許可を貰って
電話かけてきたそうです。

一応、社長宛の案件だったので

淡い期待を込めて
電話を取り次いでみることにしました………

社長

俺は関わらん。
お前、聞いとけ。

予想通りの
返答だったので
自分で話をまとめ
家に出張査定をしに行くことになりました……笑

ちょっと思ったより
長くなりそうなんで
2部作予定→3部作にします笑

次回へつづく

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