社長にある日こう言われました。
「ヤフオクで買ってこい」
もちろん業務としての話です。
今回は工具屋時代の話になります。
当時の時代背景としては
店舗・営業業務がメインの話になります。
ある日、社長に呼ばれました。

お得意様から、
海外にしかない工具が欲しいとリクエストが入った

なるほど。
それで?

「お前、ヤフオクで買ってこい」
……ヤフオク。
輸入代理店でもなく、
業者でもなく、
ヤフオク…笑
しかも「お前がやれ」
会社の仕入れを
社員の個人アカウントでやらせる。
普通の会社なら、
まずありえないでしょう
渋々、自分のアカウントでログイン。
もちろん普段使っているやつだ。
クレジットカードも
PayPayも
全部紐付いています。
嫌な予感は
この時点でしていました。
とりあえず商品を探しました。
海外からの出品で、
送料込みの価格。
「これでいいですか」と社長に確認した。

高いわ。
もっと探せや。
どうやら想定していた金額より高かったらしく
お気に召さない様子。
元々、最安値でしか検索してなかったので
これ以上探す気はなかったです笑
1日空けて
また同じ金額で提案しました。

やっぱりここが一番安いです。
もう残り1個みたいですよ。
渋々、了承を得れました。
ただその際は
「ああ」
一言だけでした。
もちろんすぐ購入しました。
届け先は会社に
そのほうが受け取りが楽だと思い。
それが、地雷だったのです。
数日後。
ヤフオクからメールが届いた。
「取引中止させて頂きます」
一瞬、意味がわからなかった。
その後オークションアカウント停止。
BAN。
個人アカウントで、
会社名義の住所に商品を送る。
ヤフオクはそれを規約違反と判断したらしい。
もしかしたらだけど
会社のメールアドレスでやり取りしたからかも
言われてみれば、
そうかもしれない。
でも、それを知らずにやらされた側はどうなるのか。
ま、知らないのが悪いんですけど。
問題は、それだけじゃなかった。
アカウントには、
クレジットカードが連携していた。
PayPayも連携していた。
バンされたアカウントに。
再設定、問い合わせ。
全部、自分でやる羽目になってしまったのです。
業務時間中に、自分の個人情報を使って
会社のパソコンで…
正直、かなり気持ち悪かった。
社長に報告した。

アカウントが止まりました。
クレジットとPayPayも紐付いていて、
色々ややこしいことになっています。
社長は、こちらを見た。

へぇ~
それだけだった。
謝罪もなければ
フォローもありません。
この人の中で、
もう終わった話だったのです。
元社畜の中では、
全然終わっていないのに。
仕方なく、
新しくアカウントを作りました。
別のアドレスで、
個人として。
クレジットカードも登録し直し
今度は、自宅に届けるようにした。
もう一度
商品を探して、
もう一度
購入した。
自腹で立て替えて。
数日後、
自宅に商品が届いた。
重かった。
工具だから、当然です。
※なぜ、海外から商品を購入したかと言うと
法律上、日本で作ることが難しい規格の商品だからです。
そこで、次の問題が
これを、会社に持っていかないといけない。
会社には駐車場があった。
女性のパートさんたちには、ちゃんと用意されていました。
元社畜は、使えなかった。
理由はよくわからない。
聞いても、はぐらかされた。
長時間働く男の正社員は無碍にされ
お気に入り女性パートは優遇すると言う
悪しき風習も蔓延っています。
今回はそれはさておいて笑
つまり、何が言いたいかと言うと
重たい工具を車で運ぶことができない。
勤務日は。
だから、休日に運びましたよ。
私物の車で、
私物のアカウントで買って、
自宅に届けて、
自腹で立て替えた商品を、
休日に、自分で運ぶ。
業務命令の結果が、これですよ…
社長のお得意様は、
喜んでいたらしい。
「らしい」というのは、
誰も私には教えてくれなかったからだ。
礼の一言もなかった。
経費精算は、
一応通った。
商品代金だけ。
手間賃も、
クレジットの再設定にかかった時間も、
運搬の労力も、
全部なかったことになってます。
後から考えると、
最初から断るべきだったのかもしれません。
「個人アカウントは使えません」と。
「業者を通してください」と。
でも当時の私には、それを言える気力はなかった
社長の「お前がやれ」に、
「できません」を返せる環境じゃなかった。
それが、漆黒企業というやつです。
命令は降ってくる。
責任は個人に落ちてくる。
結果だけが、どこかへ消えていく。
「へぇ~」の一言と一緒に。
あなたの会社にも、
こういう“へぇ~で終わらせる人”いませんか?
そんな事で悩みがあるなら転職一択

※こういう会社を見抜く方法や、断れなかった理由は実体験ベースでまとめています
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