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実務開始

看板屋時代

そんなこんなで無事に定時で初日は終わり。

そして2日目の朝…

原付で40分かけてブーーーンと出勤します。

会社に出勤してロッカーに荷物を置き事務所に戻ると
前日紹介してもらった人以外の人が3人いました。
簡単に言えば外注の職人さんたちでした。

部長「今日はこの3人と現場に行ってもらう
   出発するけ早よ車乗って」

と、一言。

突然すぎて驚くと同時に
行先も知らぬまま外注の職人さんの車に乗り込みました。
(ロッカーに財布も置いたまま出発したので昼休憩の時に外注さんにお金借りました笑)

到着した現場はショッピングセンター内の雑貨屋の改装工事現場。

もちろん入社して2日目なため素人でもできる仕事を黙々と与えられ続けました。

届いた資材を開梱
職人さんの足元のごみを拾う
取り付けた看板のタッチアップ作業

それを朝9:00~夜10:00まで。

皆さん気がつきましたね。

現場初日から長時間の12時間労働です。

心の中は
「実務初日からヤバいな……」

当時は法定労働時間は知っていましたが
恥ずかしながら36協定は知りませんでした

※36協定(サブロク協定)※
労働基準法第36条に基づく、法定労働時間を超えて残業ができるようにするための労使協定


長時間労働も体力的にしんどかったのですが、
何よりも
「いつ終わるのだろう」
という思いが1番しんどかった。

この時の思いもあり

現在の仕事で稀に友達を日雇いする時があるのですが、
そのときは仕事初めにその日の作業全体像を説明して
その人にやってほしいこと、手順を説明するように心掛けました。

作業が終わるたびに説明していたらその都度ペースが乱れるし
いつ、終わるのだろうという心理状態がよくないと実感したからです。

あの日の経験も今に活きているので良しとしてます笑

黙々と作業をこなし会社に戻ったのが夜10時半。

「仕事ちゃんとつづけられるかな…」
と、考えながら

40分かけてブーーーンと原付で帰宅するのでした……

この時の12時間労働はまだかわいいものだったと思う出来事は今後いっぱい出てきます。

乞うご期待!!


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